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待ってたスケート 川西小でリンク開き 市街地は週明け

リンク開きで久しぶりの氷の感触を楽しむ子どもたち

 帯広川西小学校(菅沼真弓校長、児童217人)で21日、リンク開きが行われた。雪不足で昨年より9日遅いスタートとなり、子どもたちは待ちに待ったスケートに心を躍らせた。

 同校のリンクは毎年、保護者らが造成している。今季はコロナ禍を受け、人数を絞って当番制で作業。大雪が降った12日以降は毎晩散水し、1周200メートルのリンクを完成させた。

 21日は6年生の授業で開会式を行い、代表して上杉琉斗君(11)がお礼の言葉を述べた。その後、保護者の平森勇祐さんの滑りを手本に、子どもたちが夢中になって滑走した。

 佐藤虎太郎君(11)は「今年は雪不足で滑れないと思っていたから、造ってもらえてうれしい。授業も頑張りたい」と笑顔。リンク造成委員長の和田誠さん(39)は「けがのないよう楽しく滑ってもらえたら」と子どもたちを見守った。

 帯広市内でリンクが完成している小学校は農村部の5校のみ。市教委は「市街地は週明けまでに完成させる見込み」としている。(牧内奏)

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  • 1年ぶりの陸(おか)リンクを楽しむ子どもたち

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