就職内定などを願い激励会 帯広南商業高
帯広南商業高校(朝倉洋一校長)は15日、就職活動や大学受験などを控えた3年生の「進路激励会」を同校で開いた。教員や在校生からエールを受けた3年生が、就職内定などに向けて士気を高めた。
朝倉校長は「南商生は地域から高く評価されている。自信と誇りを持ち、持てる力を十分に発揮して」とあいさつ。ステージでは3年の担任団がコントを披露し生徒の緊張をほぐしたほか、バトントワラー部と応援団もパフォーマンスを通して先輩を鼓舞した。
続いて各学級を代表し、5人の生徒が意気込みを語った。角藤菜々美さんは「面接練習などに付き合ってくれた先生たちに感謝しながら、気合を入れて本番に臨もう」と語った。
同校は3年生200人のうち、約半数が地元十勝での就職を目指している。鈴木和彦進路指導部長は「コロナ禍でも昨年は全員が年内に内定した。今年も多くの求人票を頂いており、本当にありがたい」と感謝した。(高田晃太郎)