華やかに「お祝いと感謝」のサプライズ花火 帯広青年会議所
帯広青年会議所(JCI帯広、鈴木信宏理事長)は7日夜、事前告知のない「サプライズ花火」を帯広市内の十勝川河川敷で打ち上げた。210発の大輪が夜空を華やかに彩った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くのイベントが中止となる中、まちの人たちに夏の思い出をつくってもらおうと、昨年に続き、JCI帯広の会員有志らが企画した。
今年の「帯広市成人の集い」(中止)の代替事業の一つとしても実施し、新成人には事前にSNSの配信日時のみを告知、サプライズで映像を届けた。
午後8時に打ち上げが始まると、スターマインや大型の7号玉などが約15分間、打ち上げられた。
鈴木理事長は「コロナ禍で働く医療従事者への感謝や、新成人へのお祝いなど、それぞれへの思いを花火に込めた」と話した。
市内の自宅近くで家族らと観覧した梅本虹幸(にこ)ちゃん(6)は「とてもきれい。花火を見られて良かった」と喜んだ。(大海雪乃)