十勝のチーズ工房も出店 ミルク&ナチュラルチーズフェア開幕 藤丸
道内の乳製品を一堂に集めた「ミルク&ナチュラルチーズフェア2021」が14日、帯広市内の藤丸7階催し会場で開幕した。会場は初日からチーズや牛乳などを買い求める人でにぎわっている。17日まで。
北海道牛乳普及協会とホクレンの主催で、毎年開催。帯広会場は十勝毎日新聞社が特別協賛している。道内の乳業メーカーやチーズ工房の約60店が出店。明治やよつ葉乳業など乳業メーカーのほか、共働学舎新得農場(新得町)や十勝千年の森チーズ工房(清水町)など道内のチーズ工房が参加している。札幌でも21~24日に開催する。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来場者への検温と消毒のほか、会場内の人数を制限し、イベントや試食の提供を行わない。それでも、午前10時すぎから、ずらりと並んだチーズなどの乳製品を求める客が次々と訪れた。
友人と訪れた市内の30代女性は「毎年、十勝ではなかなか手に入らない札幌のチーズを買いに来ている。買ったチーズに蜂蜜を垂らして、クラッカーに載せておいしくいただきたい」と語った。期間中は午前10時~午後7時。最終日のみ午後5時まで。(本田龍之介)