新嵐山に冬のアクティビティエリア 芽室
【芽室】めむろ新嵐山スカイパーク(中美生2線)はこの冬から、冬キャンプやたき火が楽しめるアクティビティーエリアを設け、「冬の遊び場」としてスキーだけではない楽しみを広げている。レストランのメニューもリニューアルし、芽室の食材で地元住民や観光客をもてなす。人工降雪機で準備を進めていたスキー場は25日、一部コースで営業を始めた。
国民宿舎新嵐山荘1階レストラン「スカイパーク」では豚汁やカレー、ハンバーグなどグランドメニューを一新。2階レストラン「コロポックル」はピザやパスタの種類を充実させた。どちらも芽室産の食材を使って地産地消を行う。
スキーやスノーボード以外でも冬の大自然を楽しんでもらおうと、さまざまなアクティビティーも企画。ゲレンデの麓には「ウインターアクティビティエリア」をつくり、ファットバイク(1時間1000円)や四輪バギー(15分3000円)、歩くスキー(15分3000円)をレンタルして楽しめる。
隣には「TAKIBIエリア」を整備。まきやたき火台、折り畳みの椅子などが入った「TAKIBIカート」(3時間2900円)をレンタルして手軽にたき火を行える。スキー場のナイター営業開始後は、毎週金曜と土曜の午後4時から同6時まで「TAKIBIナイト」を開催し、スキー客らでたき火を囲む。フリーサイトも冬キャンプ用にオープンする。
めむろ新嵐山の古川豪さんは「スキー以外でも楽しめるフィールドをつくり、まずは芽室や十勝の方に楽しんでもらえたら」と話している。
スキー場の営業状況など、詳細はめむろ新嵐山スカイパークのホームページで随時更新している。(細谷敦生)