セガサミー4強入り、帯農高出の陶久3試合連続登板 都市対抗野球
【準々決勝・NTT西日本-セガサミー】8回から救援登板し自責点0と4強入りに貢献したセガサミーの陶久亮太(大賀章好撮影)
【東京】社会人野球の第91回都市対抗大会(日本野球連盟など主催)第9日は11月30日、3試合を行い、帯農高出の陶久(すえひさ)亮太投手(29)=東京農大北海道オホーツク出=が所属するセガサミー(東京都)は準々決勝でNTT西日本(大阪市)に7-2で快勝し、2年ぶり2度目の4強入りを果たした。陶久は3試合連続の登板。八回から2イニングを投げてチームを勝利に導いた。
セガサミーは1点リードの七回に一挙4得点して6-1とリードを広げ、八回に陶久がマウンドへ上がった。安打と失策、三振で1死一、二塁に。右前打を浴びて1失点してなおも一、三塁と走者を背負ったが、4番打者を遊ゴロ併殺に仕留めて最少失点で切り抜けた。九回は三者凡退に抑えた。2イニングを打者8人に対して31球を投じ、被安打2、奪三振2、無四死球、失点1、自責点0だった。
次戦は2日、ホンダ(埼玉県狭山市)と準決勝を戦う。
セガサミーは2005年に創部。都市対抗大会には07年に初出場し、今回は2年ぶり11度目となる。18年のベスト4が最高成績。プロ野球には今シーズン限りで北海道日本ハムファイターズを引退した浦野博司や、森脇亮介(西武)ら7人を輩出している。
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