落ち葉に埋もれタヌキ おびひろ動物園
紅葉の落ち葉でおめかし、きれいでしょ-。おびひろ動物園(柚原和敏園長)の飼育舎に今年も落ち葉が敷き詰められ、埋もれるエゾタヌキたちが人気を集めている。
担当展示飼育係の中山大志さんが園内の落ち葉を集め、エゾタヌキとキタキツネの獣舎の一角に敷き詰めた。動物の福祉と環境を整備する「環境エンリッチメント」の一環。タヌキたちはすりつぶした餌を振りかけた落ち葉に顔を突っ込んだり、布団代わりに寝たりしている姿が見られる。
5頭のタヌキたちは冬毛にほぼ生え替わり、ふさふさとした毛を蓄える。中山さんは「タヌキは日中は寝ていることが多く、午前中か午後3時以降だと姿を見せることが多い。(11月3日の)夏季開園最終日までにぜひ足を運んで」と話している。
動物たちの様子は同園のツイッターやインスタグラム、ブログで見ることができる。(松田亜弓)