帯農出発甲子園交流試合へ、新千歳空港でANA壮行会「いよいよ始まる」
【千歳】高校野球の甲子園交流試合(阪神甲子園球場)に出場する帯農ナインが15日、新千歳空港午前11時5分発伊丹空港行きの全日空(ANA)機で出発した。新千歳空港ではANA北海道支社による壮行会が開かれ、選手たちは決意も新たに決戦の地へ向かった。白樺学園はあす16日に出発、同じく壮行会に臨む。
帯農の壮行会では、同社の新千歳空港旅客係員による航空機のパルーンに書いた寄せ書きや記念品の模型を贈呈。同社のスタッフら約20人が見送った。
井村塁主将(3年)は「昨年の秋からバッティングに力を入れて、それを甲子園で発揮したい。暑さに負けずに頑張りたい」と決意を披歴。前田康晴監督は「いよいよ始まるという思いで、ドキドキよりも楽しみが上回っている」と話した。
交流試合は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった3月の第92回選抜大会に出場が決まっていた32校を招待し、各1試合を実施している。帯農は21世紀枠で選出されていた。交流試合では大会第5日・16日の第2試合(午後0時40分開始予定)で健大高崎(群馬)と対戦する。
16日第2試合 17日第3試合
16日は昨秋の全道大会を制し、センバツに選ばれた白樺学園が新千歳空港から同便で出発、同じく壮行会に臨んだ後、現地入りし、17日第3試合(午後3時20分開始予定)の大会最終試合で山梨学院(山梨)と対戦する。(有岡志信)