こぼれ話「帯広で日暈確認」
○…太陽の周りに虹のような丸い輪ができる「日暈(ひがさ)」とみられる現象が12日、帯広市内で確認された。
○…太陽の付近に薄い雲がかかっているとき、光が雲の中にある氷の粒に反射・屈折して起こる現象。この日の帯広は22.8度まで気温が上がり、7月中旬並みの陽気。日暈は午前11時ごろに現れた。
○…ちなみに、夏になると強い日差しを遮るため帽子を着用する人が多いが、暑さ対策には“日傘”も有効。環境省も日傘の活用を推進しており、帽子と比較した実験では日傘を差したときの方が汗の量が約17%減ったという。春の「ひがさ」が、夏を乗り越えるヒントを教えてくれた-。
(小山田竜士)