高木姉妹らオリンピアンから幕別町民へ動画メッセージ
【幕別】新型コロナウイルスの感染が拡大する中、幕別町の応援大使を務めるスピードスケート平昌五輪金メダリストの高木菜那選手と高木美帆選手の姉妹、マウンテンバイクで3度五輪に出場している山本幸平選手から町民に激励の動画メッセージが寄せられ、町のホームページ(HP)で紹介されている。
町の応援大使は陸上の福島千里選手、女子7人制ラグビーの桑井亜乃選手を含む町出身の5人の現役オリンピアンが任命されている。町は国の緊急事態宣言を受け、5人に動画メッセージを依頼し、24日までに3選手から寄せられた。
高木姉妹はそれぞれ手洗い、せきエチケットの励行を呼び掛けた上で「一日でも早く感染拡大を防止し、スポーツで明るいニュースが届けられるよう頑張りたい。ともに頑張っていきましょう」(美帆選手)、「自分を守ることで大切な人を守れる。応援してくださる皆さまの笑顔を守れるよう、私にできることを精いっぱいしていきたい」(菜那選手)と語り掛けている。
山本選手は「僕からの提案」として、外出自粛の中でも「玄関先に出て、幕別町のおいしい空気を吸って気持ちと心拍数を上げることが大切」と語り、元気いっぱいに体を動かす姿を紹介している。
町政策推進課は「町民の皆さんも外に出られないストレスや、不安も感じていると思うが、動画を励みにしてもらえれば」としている。桑井選手、福島選手のメッセージも届き次第、順次公開していく。(澤村真理子)