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全職員が地域見守り 第一生命保険帯広支社

スタートアップセレモニーで、見守りに向け決意を表明する帯広支社のメンバー。最前列右から4人目が角部長

 第一生命保険帯広支社(瀧山広一郎支社長)は地域貢献の一環として、営業スタッフが業務で地域を回る際、子どもや高齢者の安全を見守る活動を1月から十勝管内全域でスタートさせた。同社によると、全国でも支社単位で取り組む事例はまだ少ないという。

 対象は管内5拠点(4ブロック、1サテライト)に所属する131人。営業で地域を回る際には「見守り中」と明記したネームを身に着ける。また、パトロール中と記したパネルを張った車を利用する。

 同時に、帯広署が独自に昨年から展開する「ながら見守り隊」にも支社単位で登録。会社単位では初の登録となり、帯広署では「業務を生かしての抑止効果を期待している」とする。

 同社は顧客満足度向上の一環で、地域貢献活動に力を入れている。見守り活動についても、全国的に支社単位で取り組み始めており、現在は全国90支社中、帯広も含め10支社が着手。帯広支社では、昨年秋から先行して釧路ブロックで同様の取り組みを始めている。

 1月22日に対象職員が支社内に集まり、スタートアップセレモニーを実施。帯広署生活安全課の熊谷光騎係長を講師に、防犯に必要な知識などを学び、「ながら見守り隊」と書かれた夜光反射材が配布された。

 帯広支社の角健太郎営業部長(十勝ブロック担当兼帯広第一営業オフィス担当)は「回ってすぐに効果があるかは分からないが、多くの目で見ることで少しでも抑止につながり、地域に貢献したい」と話していた。(佐藤いづみ)

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  • 全職員が地域見守り 第一生命 3

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