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来月5日に久しぶりに書き初めの会開催へ 池田

来月5日に開催する「新春かきぞめの会」への参加を呼び掛ける田中支部長(右)と片山代表

 【池田】町内にある日本習字高宝支部(田中沙織支部長)と、学習塾を経営する「さくらネットワークス合同会社」(片山喜博代表)の共催で、小学3年生以上を対象にした「新春かきぞめの会」が来月5日、町社会福祉センターで開催される。町内で大勢が一堂に会して書き初めが行われるのは久しぶりのことで、田中支部長と片山代表は「町内の筆の文化を守りたい」と話している。

 かきぞめの会では、日本習字成人の部八段の田中支部長(42)と、同支部の会員3人が指導に当たる。幅広い年齢層が対象で、課題は設けずに新年の抱負などを自由に書いてもらい、4人のアドバイスをもらった上で改めて清書する。使う紙は画仙紙だが、書道が学校の冬休みの課題になっている中学生は、会場に持ち込んで仕上げてもよい。

 町内では詳細は不明だが、少なくとも2000年に「新春子供書き初め大会」(実行委主催)が行われ、40人の児童・生徒らが参加している。近年は大勢が集まって書き初めをする機会はなくなった。田中支部長は「小さい頃に書き初め大会があったことを覚えている。今はないので寂しい」と書き初めの会を企画した。片山代表(35)に相談したところ、会場の手配などサポート役を引き受けてくれた。

 当日は、午前11時から午後3時まで。参加料は500円で、何も持たずに来ても参加可能。会場には10席ほどを設け、1度に約10人ずつ書いてもらい、清書した順番に終える。

 作品をすぐに持ち帰ってもよいが、持ち帰らない場合は、マックスバリュ池田店2階のロココ2号店で1月6日から13日まで展示する(開放日は6、10、13の3日間)。片山代表は「毎年恒例の行事にしたいと思っている。老若男女を問わず、多くの人たちに参加してもらいたい」と呼び掛けている。

 問い合わせは、同支部の田中支部長(015・572・5182)へ。(内形勝也)

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