ばん馬の表情のギャップ見て フリーカメラマン小久保さんがカレンダー発表
帯広のフリーカメラマン小久保巌義(みちよし)さん(44)が、ばんえい競馬をテーマにした2020年版カレンダー「愛されて」を発表した。ばん馬のさまざまな表情を収め「ばん馬特有の優しい表情と、レースでのりりしい顔を見てほしい」と話している。
茨城県出身で、16年に妻と帯広に移住。道内の地方競馬をフィールドに、ばん馬関連の撮影は年間15万枚に上る。
表紙を飾ったのは、人気の芦毛(あしげ)馬で18年に急逝したアオノレクサスの子馬。
帯広の牧場で生まれてすぐに駆けつけ「最初はぼーっとしていたが、元気がよく、無事生まれてくれたと安心した」と振り返る思い出のシーンだ。
他に厩務(きゅうむ)員が子馬とじゃれ合う姿や、若い馬が牧場で気持ちよさそうに昼寝する姿などを収めた。「撮影で一番楽しいのは牧場で伸び伸びしている風景」と笑う。
B4判の見開き28ページ。税込み1650円。帯広競馬場の売店や通販サイト「アマゾン」などで販売している。(高田晃太郎)
◆ばんえい競馬について
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