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十勝8選手道選抜入り「優勝に貢献を」 軟式野球U15アジア選手権

アジアチャンピオンを目指す道選抜の十勝勢。(前列左から)火ノ川、森住、高野、豊田。(後列左から)奥野、野崎、田中、橋本

 軟式野球の第7回U-15アジア選手権大会(25~27日・台湾)に出場する北海道選抜=団長・森岡昂平IBA-boys北海道支部長、池田亨監督(岩内第二中教諭)、選手22人=に、十勝から今夏の全国中体連大会に出場した芽室中の森住仁投手(3年)ら過去最多となる8選手がメンバー入りした。選手たちはそれぞれの持ち味を生かして道選抜の優勝への貢献を誓っている。

 選抜入りしたのは、森住のほか、橋本奏人(帯一中)、田中佑季(帯西陵中)、豊田塁(帯南町中)、野崎緯臣(下音更中)、奥野翔真(帯南町中)、火ノ川優作(帯清川中)、高野優大(本別中)=全員3年。

 8月下旬に胆振管内白老町でセレクションが行われ、全道各地の中学、クラブから約60人が参加。例年、十勝からは1、2人が選出されているが、今年は8人が選ばれた。

 教え子2選手が選出された帯南町中の羽石浩之監督(全十勝中体連軟式野球専門委員長)は「個の力がある選手がそろっている。福岡選抜が強敵だが、十勝の選手を中心に頑張って戦ってくれるはず」と期待している。

 過去、道選抜は第1、第2回大会を連覇した後、第3、第4回は準優勝しているが、第5回は3位、第6回は予選リーグ敗退、昨年は3位だった。

 今年は、日本から道、東北、福岡の各選抜チームと台湾の9チームの計12チームが出場。4チームずつの3ブロックに分かれて予選リーグを行い、各ブロック1位の3チームが決勝リーグを繰り広げる。道選抜は予選リーグで台湾の高市七賢、嘉縣民和、南市崇明と対戦する。

 チームは9、10日には白老町で5回目の合宿を行い、道栄高との練習試合も行う。23日に出発する。(大野篤志)

<選手ひと言>
◆橋本奏人 帯一中
投手 右投右打 177センチ 80キロ

 強打者に対しても自分の持ち味のストレートで押して打ち取る。投打の中心となって活躍し、必ず優勝する。

◆田中佑季 帯西陵中
外野手 右投右打 170センチ 70キロ

 チームのためを最優先にし、一つでも多く塁に出る。初球から積極的に狙う。守備範囲の広さと肩の強さを見せたい。

◆豊田塁 帯南町中
内野手 右投左打 170センチ 57キロ

 守備からリズムをつくれるようにしたい。道代表の合宿への送り迎えをしてくれた両親への感謝の気持ちを行動で示す。

◆野崎緯臣 下音更中
捕手 右投右打 165センチ 65キロ

 自信を持っている強肩で盗塁を阻止し、投手を助けたい。学校の二川英史先生、及川愉太先生への感謝の気持ちをプレーで表す。

◆奥野翔真 帯南町中
投手 右投右打 168センチ 58キロ

 変化球と直球を緩急付けた配球を心掛ける。走塁には自信があり、次の塁を狙い続ける。親に感謝し、責任持った行動をする。

◆火ノ川優作 帯清川中
内野手 右投左打 162センチ 52キロ

 打撃での小技など自分の長所を生かして期待に応えられるプレーをし、優勝したい。守備範囲の広さも見せたい。

◆森住仁 芽室中
投手 右投右打 165センチ 65キロ

 ストレートには自信がある。1球ごとに打者の対応を見て、抑えたい。どれだけ通用するか楽しみ。中心選手となる。

◆高野優大 本別中
捕手 右投右打 168センチ 57キロ

 投手をしっかりとリードし、相手に打たせない。打撃は細かな部分でも対応できる。22人いる中で、個人としても輝きたい。

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