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希少大豆の豆腐を帯農生徒が試食販売 フクハラで好評

来店客に試食を進める帯農高生

 帯広農業高校(二木浩志校長、生徒587人)が栽培した希少な「青雫大豆」を使った豆腐の試食販売会が19日、帯広市内のぴあざフクハラ西帯広店で催された。数量限定だったが、時間内に完売した。

 スーパーを運営する福原(帯広)が地域の高校生の活動を応援しようと、初めて企画。製造は中田食品(帯広、貴戸武利社長)が担当した。貴戸社長は「青雫は十勝では珍しい。豆腐にすると薄緑色がきれいで、うま味も強い」と話す。

 この日は生徒12人が来店客に試食を呼び掛けながら商品をPRした。1パック185円(税抜き)で販売し、次々と売れた。近くに住む軍司次男さん(80)は「豆の味がする。高校生の頑張りに感心」と力説。農業科学科3年の松本唯さん(17)は「高校の活動を広く知ってもらう機会になった」と笑顔だった。

 450パック用意した商品は完売した。福原販促企画室の宮崎雅博さんは「地元高校のレベルの高さに驚く。今後も発信する機会をつくっていきたい」と話していた。(佐藤いづみ)

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