オオバナノエンレイソウが見頃 芽室・嵐山
【芽室】国民宿舎新嵐山荘の敷地内でオオバナノエンレイソウが見頃を迎え、真っ白な花が爽やかに咲いている。
新嵐山荘の群生地は3年前の台風で濁流が押し寄せ、甚大な被害を受けた。影響が懸念されたが、翌年の春以降も花を咲かせている。遊歩道は使えないが、鳥のさえずりを聴き散策を楽しめる。
今年は例年よりも早く、ゴールデンウイーク前から徐々に咲き始め、ニリンソウのかれんな白い花との“共演”が楽しめる。オオバナノエンレイソウは気温の上昇とともにこれからさらに多くの花を咲かせ、一面に白と緑が広がる。
フロント主任の一色由香里さんは「作られたものではなく野生なのが魅力。見る時間によって(印象が)全然違う」と話している。(澤村真理子)