きな粉餅の調理法英語で紹介 ハワイ派遣の中札内中生徒
【中札内】村青少年国際交流派遣研修事業で3月に米・ハワイ州に滞在する中札内中学校の生徒が事前研修に取り組んでいる。英語での自己紹介や会話を学んでいるほか、日本の観光や食をPRしようと準備を進めている。
村は今年度から、ハワイ州のエバマカイ中学校と生徒の相互派遣による交流を始める。
中札内中の2年生7人が3月24~31日の8日間の日程で、ホームステイや授業体験、地域のボランティア活動などで住民と交流する。来年度はエバマカイ中学校の生徒が来村する予定。
派遣される生徒は昨年12月から事前学習に取り組んでおり、今月8日には中札内中の調理室で、日本のお菓子として現地で紹介する予定のきな粉餅作りを体験した。
生徒はフライパンでゆでた餅に村産のきな粉をまぶして調理。村教委外国語指導助手(ALT)のキャッツァー望仁夏さん(24)が調理工程の英語での伝え方をアドバイスした。
森田快斗(はやと)さん(14)は「外国人とコミュニケーションを取るいい機会。日本の食文化を伝えたい」と話していた。(高津祐也)