帯広でもヌーボを味わう 帯広で十勝ワイン楽しむ会
「帯広・十勝ワインを楽しむ会」が1日、帯広市内のとかち館で開かれた。愛好家ら40人が参加し、11月30日に解禁になったばかりの十勝ワインヌーボ2018や、特別蔵出しのビンテージワインを楽しんだ。
同会と有志の主催。市内で食品、酒類などの販売を手掛ける近藤ストアーの近藤幸男代表が「十勝ワインヌーボを有志で楽しめる会が数年前に市内からなくなってしまい寂しい」と企画し、呼び掛けた。
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)が後援し、ヌーボ2018と13種類の十勝ワインがそろう食事会が実現。鹿追チーズ工房が会場でラクレットを提供し、おいしいワインとチーズを心ゆくまで味わった。音更町の牛島裕毅さん(44)は「十勝ワインヌーボは毎年飲んでいるが、今年もおいしい。普段は飲めないワインがそろっているので、来年以降も続けてほしい」と話した。
「今年は急きょ企画したが、来年は多くの人に呼び掛けて、大勢で楽しみたい」と近藤さん。
安井所長は「ワインは酒の中で最も原材料に味を左右される。ヌーボも毎年違う味が楽しめるので、多くの人に味わってもらいたい」と話していた。(奥野秀康)