26、27日「カレーライスを一から作る」上映 池田映画研
【池田】町内の映画愛好家でつくる池田映画研究会(宮澤嘉裕会長、会員8人)は26、27の両日、町中心市街地にある交流スペース「Ponte(ポンテ)」(大通4)でドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」(2016年製作、前田亜紀監督、96分)の上映会を開く。
同研究会は、かつて町内にあった映画館「池田劇場」の閉館を惜しみ、大通商店街で映画を復活させようと発足。2016年から映画の上映会などを企画、実施しており、今回はその第4弾となる。
「カレーライスを一から作る」は、命の大切さをテーマにした映画。探検家として知られる武蔵野美術大学の関野吉晴教授の課外ゼミで、カレーライスに使う食材や食器などすべて自分たちの手で調達し、一から仕上げるまでを追ったドキュメンタリー。
同研究会の宮澤会長は「実りの秋に食材を取り上げた映画を鑑賞、食のありがたさを実感してもらえれば」と話している。
上映会は26日午後7時~、27日午前9時~、同午後2時~の計3回開催。各回先着20人。このうち、27日午前中の上映会参加者は、十勝ワインの町民用ロゼを使った特製の「ロゼカレー」を同研究会メンバーと一緒に作り、昼食として食べる。いずれも参加無料。同研究会は「映画を見て一緒にカレーを食べよう」と呼び掛けている。(内形勝也)