カラーマンホールお披露目 水を見る週間
帯広市が今年度から導入予定のカラーマンホール蓋(ふた)が完成し、23日に市役所1階で始まった「水を見る週間」イベントでお披露目された。ばんえい競馬のキャラクター「リッキー」を模したデザインなど4種類を展示している。
マンホール蓋のカラー化は、下水道事業の周知や景観向上、観光PRなどが目的。デザインは市民アンケートなどを参考に検討していた。完成したのは、リッキーや市花「クロユリ」などが描かれたバージョンの他、農業、幸福駅、ばんえい競馬をそれぞれモチーフに4パターン。
今年度は市内中心部に十数基設置する。現在、場所の選定を進めており、10月ごろ施工する予定。市下水道課では「来年度以降の設置は、市民の反響や費用対効果を見極めながら検討していく」としている。
イベントでは他に、水道水ができる仕組みや防災への取り組み、帯広の水がおいしいとされる理由などを紹介したパネルを展示。下水処理に活躍する微生物を顕微鏡で観察できるコーナーや、「おびひろ極上水」の試飲などもある。
27日まで。午前9時~午後5時。(丹羽恭太)