サンタメールイラストを公募 広尾
【広尾】サンタランド関連事業を展開する町北方圏交流振興会(会長・村瀬優町長)は、町から全国に発送されるクリスマスカード「サンタメール」に掲載するメインイラストを公募している。初めての試みで、プロアマ問わず広尾サンタランドをイメージした作品を募り、賞金10万円の最優秀賞の他、子ども部門を含め入賞作を選考する。
町はノルウェーの首都オスロ市から、同国外唯一の「サンタランド」に認定されており、大丸山森林公園のイルミネーションやサンタメールを長年続けてきた。メールはイラストに差出人のメッセージを添えて、クリスマスごろに届けられる。昨年の発送数は1万8080通。
25年間、イラストは絵本作家の永田萠さんに依頼していたが、定番化していたこともあり、幅広い人に応募を呼び掛ける。申込料金を活用した慈善事業を強化し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での発信、受け付けも拡大するなど、サンタメールの刷新を図る。
公募は「一般の部」と「子どもの部(小学生)」があり、一般で最優秀賞に選ばれたイラスト1点がサンタメールに採用される。優秀賞(2点)は賞金各5万円。子どもの部は入選5点に図書券またはクオカードを贈る。
応募資格は不問。1人何点でも応募可。A4またはA3サイズを横長に使用するか、CGデータも受け付けている。クリスマスカードの性質上、中央で2つ折りとなる。入賞者は11月に発表する予定。
同振興会は「夢のあるメルヘンの世界をイメージしたすてきなクリスマスを描いてほしい」と呼び掛けている。
締め切りは9月30日。応募先、問い合わせは事務局のNPOFit北海道(011・210・2110)へ。(眞尾敦)