22日のオープンへリンク造り本格化 明治北海道十勝オーバル
明治北海道十勝オーバル(帯広市南町南7線)で今季のリンク造りが本格化し、22日のオープンに向けて丁寧に散水などの作業を進めている。
リンク下に通る冷却液の温度が氷点下5度になった9日から、市文化スポーツ振興財団の職員らが作業。室温を約10度に保ち、氷の質が良くなるよう約60度の温水を散水する。供用開始までに氷の厚さを2センチほどにする。
今季はW杯スピードスケート(11月16~18日)が国内で2年ぶり、帯広では4年ぶりに開かれる。アイスメークを担当する同財団の伊藤悟主任は「小平奈緒選手の連勝も懸かっている大会で、記録が途絶えないよう環境を整えたい」と真剣な表情だった。
22日は各種イベントが行われる。バックヤードツアー(定員20人)はアナウンスや製氷車乗車などを体験でき、参加者にはオーバルオリジナルのキーホルダーを配布する。(折原徹也)
- カテゴリ写真スケート
- タグ明治北海道十勝オーバル