イモ焼酎「酔い頃」 13日ネット販売 JA豊頃町
【豊頃】JA豊頃町(山口良一組合長)は13日、町内で栽培・収穫した2016年産のサツマイモ「ムラサキマサリ」を原料に使った本格焼酎「酔い頃」(720ミリリットル)のインターネット販売を始める。
豊頃にかけて名付けた「酔い頃」は、アルコール度数25度のオリジナル焼酎で、華やかな香りと上品な甘みが特徴となっている。
同JAでは、2014年に農業の6次化の一環で、「ムラサキマサリ」の栽培と焼酎醸造に乗り出した。1年間の試験期間を経て、16年産の「ムラサキマサリ」を、長野県の酒蔵「芙蓉酒造」に原料として持ち込み、1500本を委託醸造した。
昨年暮れから町内の同JA資材店舗(中央若葉町)とスーパーアグリ茂岩店の2カ所で販売していた。価格は店舗販売が2280円、ネット販売は2376円。
17年産ものは2000本を委託醸造する予定。山口組合長は「今年の冬に販売予定の17年産のものからネット販売の本数を増やしたい」と話している。
ネット販売は13日から楽天市場内に開設されているJA十勝豊頃町コーナーで行われる。問い合わせは、同JA営農部(015・574・2101)または同JA資材店舗(015・574・3110)へ。(内形勝也)