「全市連合大売出し」スタート きょうから師走
「全市連合大売出し」が始まり、買い物客でにぎわうスーパー（１日午前１０時半ごろ、福原いっきゅう店で。金野和彦撮影）
帯広商工会議所（高橋勝坦会頭）主催の「年末全市連合大売出し２０１７」が１日、市内の参加２５０店で始まった。店側は歳末商戦に弾みがつくことを期待。早速、最高で１０万円分の買い物券が当たる「スクラッチくじ」と交換できる抽選券や補助券を買い物客に配布している。
今年は特別賞１０万円分の買い物券３０本、１等１万円分が５０本など。当選率は前年とほぼ同じ２０・５２％。加盟店で５０００円の買い物をすると抽選本券１枚、１０００円で補助券１枚をそれぞれ受け取れる（特別参加の食品スーパーは３０００円ごとに補助券１枚）。
スーパーの福原（本社帯広）は今年も市内全９店が参加。創業７０周年の冠をつけたスタンプキャンペーン「歳末全力祭」も同日開始しており、いっきゅう店（西１９南２）では午前１０時のオープンと同時に多くの買い物客が訪れレジに列ができた。
市内の小田紀夫さん（７７）は「例年なかなか当たらない。今年こそ何か当たればいいですね」と話した。風間秋二店長は「水産や生鮮など高値傾向で買い控えもある中、少しでも景気づけになれば」と期待していた。
売り出しは２４日まで。抽選期間は経費節減などを目的に２年前から短縮しており、今年は１６～２６日。藤丸など１４カ所でスクラッチくじと交換できる。参加店一覧は帯商のホームページに掲載。問い合わせは帯商（０１５５・２５・７１２１）へ。（佐藤いづみ）
