交通安全、犯罪防止呼び掛け 道の駅で一斉街頭啓発
【士幌】盆休み期間中の交通安全、犯罪防止を呼び掛ける「とかち道の駅一斉街頭啓発」が10日、管内の道の駅12カ所で一斉に実施された。
帯広署と十勝総合振興局が主催。居眠り運転やバイク事故が多発する盆休み期間中の交通事故と特殊詐欺被害の防止を目的に初めて開催した。
このうち士幌町の道の駅「ピア21しほろ」では、帯広交通安全活動推進委員協議会、町職員、士幌駐在所などの12人が利用者にチラシや啓発品を配布した。
帯広署の谷地田勇交通第一課長は「お盆で帰省や行楽に向かうときは、安全運転に気を付けてほしい。実家に帰省したら両親などに特殊詐欺の被害防止を話して」と呼び掛けた。同局環境生活課の清水直子課長は「これから帰省する人が増えるが、手応えを感じた」と話していた。
宮崎県から夫婦で全国をドライブしている山下一夫さん(74)は「北海道は道が広く、直線が続き走りやすいので安全運転に気を付けている」と話した。(伊藤健蔵通信員)