あらかわ菓子舗 まちマイ幕別編
まんじゅう人気の2品
80年以上続く「あらかわ菓子舗」(本町91)は、荒川正見さん(69)、久代さん(67)の夫婦が店を切り盛りする。名物「十勝まんじゅう」(1個80円)と、夫婦の代に商品化した「赤飯まんじゅう」(1個130円)が人気商品だ。
正見さんは3代目。帯広の企業に勤務していた30年ほど前、先代(清正さん)の死後、細々とのれんを守っていた母丸子さん(故人)を気遣い、職場結婚した久代さんともども実家に戻った。
十勝まんじゅうは定番の白と黒糖生地のほか、カボチャ、ヨモギ、ゴマしょうゆの5種類。赤飯まんじゅうはグルメ漫画にヒントを得て売り出したところ、まんじゅうの中から現れる赤飯の意外性が評判に。赤飯の蒸し時間などがモチモチ感を維持する秘訣(ひけつ)とか。
「年齢的にきついなあと感じる時はあるが体力が続く限り頑張りたい」と、久代さんは話している。
(能勢雄太郎)
日曜定休。午前9時~午後6時。(電話)0155・54・2523
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