「お台場 楽しみ」 管内中学校で修学旅行続々
十勝管内中学校の、修学旅行シーズンが到来した。24日には、帯広市内中学校のトップを切り、帯広緑園中学校(花井豊校長、生徒317人)の3年生98人が東京、神奈川への修学旅行に出発した。
市内中学校の修学旅行先は、距離制限が2014年に撤廃された。今年度は緑園中と第七中が東京方面、2校以外は札幌や函館、小樽などに赴く予定。
緑園中は午前6時50分に、スーツケースを引いた生徒が同校玄関前に集合した。2泊3日の旅程で国会議事堂、お台場、皇居、鎌倉などを巡る。出発式では花井豊校長が「一人ひとりが責任ある行動を取り、楽しい旅行にしましょう」、実行委員長の西村百萌花さんが「帯広と東京の違いをしっかり見つけ、思い出をたくさん作ろう」と呼び掛けた。
生徒は見送りの父母らに「いってきます」とあいさつし、とかち帯広空港に向かうバスに乗車。実行委員会の伊東颯良(そら)さんは「お台場ダイバーシティ東京やみなとみらいに行くのが楽しみ」と笑顔を見せた。
市教委によると、市内中学校の修学旅行は5月上・中旬にピークを迎える。小学校は9月に行う学校が多い。(松田亜弓)