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帯広の松本道子さん、スペインであすダンス披露

遠くスペインの地で踊りを披露する松本さん

 帯広市在住の現代舞踊家松本道子さん(83)が7月2日、スペインのジローナ県にあるギャラリー「Nau Coclea」でダンスパフォーマンスを披露する。帯広市出身で同国在住の画家北村ヒロシさんの彫刻作品展とのコラボレーションとなる。

 松本さんは音更町出身。帯広三条高校卒。幼い頃に日本舞踊の世界に入って以来、ダンスに取り組み続けている。現在はソロで活動しながら、自身の踊りを追究している。国外ではこれまでスペインのバルセロナの他、2013年にスイスでも舞踊を披露している。

 今回は3月に、スペイン国内のフランスとの国境近くで芸術活動をする北村さんから、「展覧会を開くので会場で踊りを披露してみないか」と誘いを受け、「考えた末に参加を決意した」(松本さん)という。

 会場では北村さんが3年間かけて同国の森の中で作り続けた彫刻作品が展示され、松本さんはその前で踊る。松本さんは「川の中を終わることなく流れていく自分を表現したい」といい、「表現したい踊りをつかむのに苦労している。つらい時間が続くが、スペインで踊れば何かが見えてくるかもしれない」と意気込んでいる。

 松本さんは26日に帯広を出発。本番までの間、会場で練習などの調整を行う。(大木祐介)

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