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庭に大きなキノコ出現 鹿追・植田さん

大型サケツバタケが生えた植田さん(右)の庭。隣りは友人の最上英雄さん

 【鹿追】町笹川に住む植田博さん(81)の庭に今月中旬、キノコの大型のサケツバタケとキサケツバタケが一斉に生えた。

 春から秋にかけて野山で見かけるキノコで、傘は8~15センチになる。

 植田さんは30年ほど前からキノコに興味を持ち、自宅の約3アールの庭に木くずなどをすき込んで培地を作り、約10種のキノコを植菌してきた。数年前からサケツバタケが採れるようになったが20センチ越えの大量キノコの収獲は初めてで満面の笑み。早速老人クラブで焼いたりキノコ汁で楽しんだ。

 帯広キノコ会の前副会長だった植田さんは、秋になると管内各地で開かれるキノコ勉強会で講師として招かれる。「何でも便利な世の中だが、じっくり時間をかけて成長するキノコは興味深い。自然の循環を多くの人に伝えていきたい」と話していた。
(大井基寛通信員)

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  • 庭で採れた大型サケツバタケを手にする植田さん

    庭で採れた大型サケツバタケを手にする植田さん

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