道の駅に村民参加型ガーデン 中札内花フェス
【中札内】花フェスタ実行委員会(仲沢才子実行委員長)は7月20~31日、道の駅なかさつない(村大通南7)を舞台に「道の駅ガーデン」を開設する。同委員会は昨年まで一般家庭を公開するオープンガーデンを行ってきたが、協力する家庭の負担もあって今年は断念。道の駅ガーデンでは村民参加型で花を飾るため、開催前に講習会を開く予定だ。
同委員会は毎年7月に「なかさつない花フェスタ」を主催。昨年は村内33カ所の庭を一般公開し、「花めぐりマップ」を製作して「花の村」をPRしてきた。しかし、協力してきた一般家庭にとって華やかな庭づくりが年々負担となっていたこともあり、今年はオープンガーデンを見送った。
新たな試みとして、これまでも花フェスタで飾ってきた道の駅を拠点に同ガーデンを企画。仲沢実行委員長は「心機一転し、村民と一緒になって花を飾る楽しさを味わいたい」と話す。
参加を希望する村民は寄せ植え、またはハンギングバスケットを1点製作し、道の駅内の花水山南側芝生に並べる。展示時間は午前9時~午後5時。見学は無料。
展示は同ガーデン開催前にそれぞれの講習会に参加することが条件となる。寄せ植え講習会は7月4日午前10時から、商工会館前で、ハンギングバスケット講習会は同11日午前10時から、村役場車庫で開かれる。
寄せ植えの講師に山口尚子さん(清水・緑のゆび)、ハンギングバスケットの講師に塚田洋子さん(音更・ハンギングバスケットマスター)を迎える。講習会の参加費は材料や鉢込みで1人2000円。定員は各25人(先着順)。締め切りは20日。
問い合わせは実行委事務局の村産業課(0155・67・2495)へ。(深津慶太)