歓声の中29組滑走 忠類で全道そり大会
【幕別】段ボール製そりでスピードとデザインを競う「第33回忠類ナウマン全道そり大会」が21日、町忠類白銀台スキー場で開かれた。全道や道外から29組が出場し、それぞれが工夫を凝らしたユニークなそりでコースを滑走した。
そり大会は忠類村時代からの伝統行事。約150メートルを滑走し、速さを競う「スピード賞」と、そりの完成度やデザインを評価する「グッドデザイン賞」の2部門で、同時に評価する。
映画「スターウォーズ」の宇宙戦艦や漫画「ワンピース」に登場する船、北海道新幹線を模したそりなどが滑走。猛スピードでゴールしたり、途中で分解したりするなどして会場を沸かせた。プロ野球北海道日本ハムファイターズの「ファイターズガール」2人も出場して盛り上げた。
町明倫小学校6年生3人らで参加した橋詰実歩さん(11)は「とても怖かったけど、思い出に残ってうれしい」と完走して笑顔。大樹町から初参加の松岡耕平さん(22)は「コースをそれて雪の壁にぶつかったけど楽しかった」と話した。(眞尾敦)
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