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空襲の傷痕「歴史民俗資料館」 関原探検隊(3) まちマイ本別

弾痕の跡が残るコンクリートの塊と田野館長

本別空襲の傷痕-町歴史民俗資料館
 町歴史民俗資料館(北5、田野美紀館長)の入り口左側にコンクリートの塊が展示されている。60センチ四方、重さ180キロ。その中央部には、直径約20センチの弾痕がある。

 2013年7月に取り壊されたJA本別町の旧「大通倉庫」(北5)の壁の一部。1945年7月15日、40人の犠牲者を出し、管内最大の被害となった「本別空襲」の遺物だ。倉庫が取り壊される際、町や同館友の会が譲り受けた。

 激しい空襲、戦争の悲惨さを訴え掛ける存在だ。田野館長は「空襲を生で伝える貴重な史料」と話す。


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