防雪柵設置、進む冬支度 帯広開建
【清水】本格的な冬の訪れを前に、十勝管内の国道で防雪柵の設置作業が進んでいる。
防雪柵は風雪による吹きだまりなどを防ぐ。国道を管理する帯広開発建設部によると、管内国道の設置延長は約17キロ。景観や周辺にある畑の日照量確保のため、冬期間以外は折りたたんで収納している。
2日午前は清水町の国道274号で作業を実施。道路維持を担う清水開発工業・池戸土建共同企業体の作業員約15人が、収納していた高さ3・5メートルの鋼製支柱を立ち上げ、防雪板を設置した。同部は「タイヤ交換など早めに冬の準備をしてほしい」と呼び掛けている。
設置作業は10月下旬から始まり、11月中旬まで続く。雪解け後の来年4月に撤去する予定。(池谷智仁)