屋台11店に長蛇の列 しんとく新そば祭り
【新得】第14回しんとく新そば祭り(実行委員会主催)が27日午前10時から、町保健福祉センター・なごみ前駐車場で開かれた。時折、小雨となったが、会場には管内外から大勢の人が来場し、収穫されたばかりの香り高い新得産そばに舌鼓を打った。
町内のそば店と腕自慢の愛好者による「手打ちそば屋台」は11店が並び、店の前には長蛇の列ができた。来場者は各店を“はしご”しながら食べ比べていた。芦別市の斉藤満さん(67)は「他のそば祭りにも行ったが、新得のそばは味が良い」と話していた。
また、わんこそば大会ペアの部では札幌市から参加した手代木純一さん(43)、あゆみさん(41)夫妻が88杯で優勝。2人は前日の26日、空知管内浦臼町の新そば収穫祭のわんこそば大会でも優勝しており、純一さんは「時間制限がなければもっともっと食べられた」と笑顔を見せていた。
そばを使ったクレープやアイスなどを提供する「そば茶屋」や新得地鶏などの地元特産品、トムラウシ温泉の足湯体験もあり、来場者は新得の魅力を満喫していた。(大野篤志)