「パオくん」配してPRラーメン製作 幕別
【幕別】町観光物産協会(堀川貴庸会長)は、町のPR用として町のキャラクター「パオくん」を配したオリジナルラベルのカップ麺を製作した。町内外のイベントで販売し、反応を見た上で町内の農畜産物を活用した独自のカップ麺の開発につなげたい考えだ。
町札内に工場を持つ渡辺製麺(本社長野)の「Myカップ麺」事業(好きなラベルと味が選べる麺製作サービス)を活用した。
パオくんが町発祥のパークゴルフ(PG)をしている写真を使い、「美味(おい)しさカップイン」のキャッチコピーを配した。氷結乾燥ノンフライ麺で味噌(みそ)味。108個製作し、1個400円で販売する。
11日からの「さっぽろオータムフェスト」(札幌)や10月の「産業まつり」(町千住)、「どんとこいむら祭り」(町忠類)などで試験的に販売する。
6月の神奈川県開成町でのイベントで、同町がパオくんも配した同様のサービスでカップ麺を製作・販売したところ、完売したという。同協会事務局の町商工観光課の本間淳観光労働係長は「土産品として、道の駅や町内のホテルなどでの販売につなげたい。早ければ来シーズンにも野菜や豚肉など具に幕別の豊富な農畜産物も活用したオリジナル品を作りたい」と話している。問い合わせは同係(0155・54・6606)へ。(佐藤いづみ)