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帯南商優勝、全国決勝へ 「うまいもん甲子園」道大会

「とんチャパ」で道大会を制し、決勝大会進出を決めた帯広南商業高の3人。左から太田さん、田原さん、前田さん

 【札幌】高校生が地元食材を使った料理の腕を競う「第4回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(農林水産省、一般社団法人全国食の甲子園協会主催)の北海道大会が17日、札幌市で開かれ、帯広南商業高校クッキング部が初優勝を飾った。10月16日の決勝大会(東京)に出場する。

 同甲子園は2012年に始まり、今年で4回目。3人一組で挑み、料理の味やプレゼン内容で審査を受ける。道大会はサッポロファクトリー内の北ガスショールーム「SAGATIK」で行われ、帯広南商業高、帯広農業高食品科学科の十勝2校を含む5校が自慢の一品を披露した。

 帯広南商業高は昨年に続き2度目の道大会で、3年生の田原美優さん、太田有香さん、前田実祐さんでチームを編成。豚丼用の肉とキャベツをチャパティ(インド地方で食べられる薄いパン生地)でクレープ状に巻いた「とんチャパ」で挑戦した。30分間の調理に続き、審査員4人を前に、豚丼や十勝の食材について知ってもらいたいとの思いで同メニューを考案したことなどをアピールした。

 リーダーの田原さんは「本場の味が出るよう苦労したが、楽しみながら全力でやり切れた。他のチームもレベルが高く、勉強になった」と優勝を喜び、全国大会へ意欲を燃やしている。(浅利圭一郎)


◆ご当地!絶品うまいもん甲子園について
第4回ご当地!絶品うまいもん甲子園-公式ホームページ

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