ガーデンキャンプイベント開催 十勝ヒルズ、幕別
「ガーデン内でキャンプに親しもう」とイベントをＰＲする十勝ヒルズのスタッフ
【幕別】広いガーデンでキャンプを楽しむイベントが８、９日、農と食のテーマパーク「十勝ヒルズ」（町日新１３）で開かれる。初の試みで、限定でガーデン内にテント泊してもらうほか、宿泊者以外もアウトドアの料理試食会や朝取り野菜でのピザ焼き体験など、キャンプのノウハウが学べて楽しめるイベントも多数企画している。
十勝ヒルズは豆や雑穀商社の丸勝（帯広）が運営。丘の上に位置し、約２３ヘクタールの広大なスペースに野菜やバラなどテーマに応じたガーデンや農園、芝生のオープンスペース、レストランなどが配置されている。同社が「恵まれた自然環境をキャンプという形で満喫してほしい」と今回のイベントを企画した。
テントを設営して宿泊する「スペシャルキャンプ」は、夜のガーデン散策や地場食材をふんだんに使った料理などが味わえる。テントや寝袋は持参だが、夕食や朝食などが付いて大人１人５０００円、小学生１０００円など（８グループ限定）。
また、入場無料の芝生スペースで「これから本格的にキャンプを始めたい人」向けのイベントも同時開催。キャンプ用品会社のスタッフによるアウトドア料理試食会（正午と午後２時、無料）や、専門家による段ボールでの薫製づくり体験（午前１０時と午後１時、材料費込み２０００円）、十勝産小麦の生地、ヒルズで朝に収穫した野菜で作るピザ焼き体験（午前１１時、同２０００円）などのほか、ジープや自転車の試乗展示もある。
さらに、有料ガーデン内ではワークショップとして、ヘッドガーデナーＲｅｉｋｏ（高田玲子）さんの案内でバラやアナベルなどが見ごろの「ガーデン散策」（入場料込み１０００円）、イラストレーター藤川志朗さん（札幌）指導の「花スケッチ」も企画されている（参加無料、入場料別途）。
担当する丸勝の吉村透さんは「最近は『女子キャンプ』も人気。本格的なキャンプはまだ自信がないという人は参考になる企画ばかり。ぜひ来場を。好評なら今後も継続したい」と話している。問い合わせなどは吉村さん（０９０・８３７４・０３８８）へ。（佐藤いづみ）
◆十勝ヒルズについて
・初開催！ガーデンキャンプ’１５－公式ホームページ
・十勝ヒルズ Tokachi Hills－公式facebook
