ばんえい十勝記念レース 子供も気軽に参加
帯広競馬場で24日、ばんえい競馬を体験できる模擬競走「ばんえい十勝記念レース」が行われた。親子連れや観光客など60人以上が参加し、それぞれ期待の1頭に力いっぱいの声援を送った。
子供を中心に、ばんえい競馬を広く知ってもらおうと帯広市などが主催。レースは午後0時45分ごろの出走で、(1)マツノテンリュウ(今井茂雅調教師、長澤幸太騎手)、(2)カイセイガールズ(岩本利春調教師、藤本匠騎手)、(3)メリッサ(大友栄人調教師、船山蔵人騎手)、(4)ウメノスピード(大橋和則調教師、菊池一樹騎手)、(5)ワタシハキレイデス(岡田定一調教師、松田道明騎手)の5頭が並んだ。
参加者はばん馬たちの走りを追いかけながら、力いっぱい応援。結果は(4)が1着でゴールし、予想を当てた参加者には同競馬場内の「とかちむら」で使える商品券が贈られた。
網走市から訪れた長野真理子さん(44)と未空(みく)さん(11)親子は、それぞれ(4)、(3)を勝ち馬と予想。「読みが当たってうれしい。初めて近くでばん馬を見たが、筋肉がすごい」と真理子さんが言えば、未空さんも「予想は外れたけど、走る姿を見るのは楽しかった。ふれあい動物園でリッキーにニンジンをあげたのも楽しかった」と笑顔で話した。
同レースは31日と8月7、21日にも同時刻から行われる。子供から大人まで無料で参加可能。事前の申し込み不要。(大木祐介)