過去最高１万９５００人来場 更別トラクターＢＡＭＢＡ
砂ぼこりを上げ、迫力のレースを展開したメカ馬（金野和彦撮影）
【更別】トラクターによるイベント「第１３回トラクターＢＡＭＢＡ」（実行委員会主催）が１２日、村ふるさと館周辺を会場に開かれた。総額で４億円相当を超えるメカ馬（トラクター）３６台が迫力のレースを展開。過去最多の約１万９５００人が来場した。
開会式で西山猛村長が「思う存分に更別を楽しんで」とあいさつし、競技が始まった。１８１馬力以上の「スーパーマンモス」など４つのカテゴリーに分かれ、畑地内に設けた全長１５０メートルのスラロームで勝負。ポールに当たらないよう運転技術を駆使し、大きなエンジン音とともに砂ぼこりを上げて走るメカ馬の勇姿に、観客から声援と拍手が送られた。
会場には村の特産品が並んだ他、伝統芸能のさらべつかしわ太鼓保存会などもステージ出演し、盛り上げた。家族３人で訪れた安村龍之介君（更別小２年）は「家も農家。いつかトラクターに乗ってレースに出てみたい」と話した。
大会に先立ち、出場するメカ馬が隊列を組んで中心市街地を走るパレードも行われた。（小寺泰介）
◆第１３回国際トラクターＢＡＭＢＡについて
・国際トラクターＢＡＭＢＡ－公式ホームページ
