ホコテン10年目、華やかに開幕 9月まで市街地彩る
今年10周年を迎える帯広まちなか歩行者天国(オビヒロホコテン、実行委主催)が21日、帯広市内の平原通(西2条通り)や広小路を会場に開幕した。快晴の下で出演団体がパレードした他、ヒット曲に合わせて参加者が踊り、節目のスタートを華やかに盛り上げた。
今年のテーマは、「HOKO10(TEN)YEARS ANNIVERSARY!」。9月13日までの毎週日曜日(8月16日を除く)、各種団体のさまざまな催しを予定している。
この日、帯広は正午現在の気温が24度まで上がり、初夏を思わせる陽気に。午前11時からは、ばんえい十勝のPR馬「ミルキー号」を先頭に、参加者が音楽に合わせて行進した。続く開幕セレモニーでは、細川吉博実行委員長が「最初は小さかったが、市民の皆さんの力を借りて成長した。今年もまちなかを盛り上げたい」とあいさつ。細川実行委員長、米沢則寿帯広市長、濱崎隆文十勝総合振興局長ら7人がテープカットした。
「みんなで踊ろう!YMCA」は平原通交差点で、来場者約80人が「YOUNG MAN」に合わせ、思い思いに体を動かしダンスを楽しんだ。フラダンス教室の仲間と参加した帯広の岩城千鶴子さん(67)と千葉徳子さん(62)は「懐かしい曲。体を動かし、とても楽しかった」と話した。
午後は、北海道警察音楽隊・カラーガード隊の演奏などで会場を沸かせた。(山岡瑠美子)
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