食は科学的な遊び トムテのいえ まちマイ芽室編
「食は子供にとって、科学的な遊びだと思う」
認可外保育施設・家庭保育園トムテのいえ(西3南5、園児20人)の角田五月代表(53)はそう語る。
同園の前身は2001年創立の家庭保育園「ピノキオ」。口コミで入園希望者が増加したため、幼稚園勤務経験のあるスタッフを迎え、07年に名前と体制を改めてスタートした。
特徴は子供の食と遊びを大切にしている点だ。野外での遊びで自発的に考え行動する心をはぐくみ、玄米菜食を中心とした食事で丈夫な体をづくりことを心掛けている。希望する子供がいれば、2歳児から調理にも参加し、皆で協力してひとつの料理をつくることができる。
「皆で料理することを通じて、手先を動かすこと、素材が自分たちの手で食べ物へ変化する様子を楽しむこと、人と関わること、出来上がった物を皆で食べる達成感を味わうことなど、料理も遊びの一つです」と角田代表は語る。
これらの活動や季節の行事は、掲示物や写真付きの通信で保護者に伝えられ、自分の子供の活動だけでなく、友達との関わりも知ることが出来る。(大木祐介)
◆特集
・まちマイ芽室編 一覧