インフィニティー号が最優秀馬に NARグランプリ2014
地方競馬全国協会(NAR、東京)は13日、昨年の国内地方競馬で活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ2014」の受賞人馬を発表した。ばんえい最優秀馬にはインフィニティー(牡8歳、金田勇調教師、馬主は函館市・駒井鉄雄さん、生産者は釧路管内標茶町・坂井健一さん)が選ばれ、大河原和雄騎手(54)=服部義幸きゅう舎=が特別賞を受賞した。
インフィニティーは昨年度のばんえい記念を初挑戦で制し、11月のドリームエイジカップも勝った勝負強さが評価された。金田調教師は「高重量戦には力を出せる馬。3月のばんえい記念まで体調を整えて、賞に恥じないように連覇を果たしたい」と意気込む。
大河原騎手は昨年2月に、ばんえい史上3人目となる通算3000勝を達成。大河原騎手は「認めてもらってありがとうという気持ち。これからもけがをしないように注意して頑張りたい」と話した。表彰式は2月5日に東京都内のホテルで行われる。(川野遼介)