地元発信賞を受賞 士幌高 道グルメコンテスト
【士幌】札幌市内で20日に開かれた「高校生チャレンジグルメコンテスト」(実行委主催)で、初出場の士幌高校フードシステム科の3年生5人が、審査員特別賞に当たる地元発信賞を受賞した。5人は「チームワークを生かし、士幌の食の魅力を発信できたと思う」と喜んでいる。
同コンテストは、道内の高校生が地域の食材で作る創作料理の味やアイデアを競うB級グルメの祭典「B-1グランプリ」の高校生版。今年で2回目を迎え、一次審査を勝ち抜いた帯広南商業高校を含む道内8校11チームが出場した。
士幌高校からは「フードマーケティングコース」を選択する島崎竜馬君、大平裕也君、松井由希子さん、鎌田千穂さん、矢崎美幸さんが初参戦。JA士幌町や士幌町肉牛振興会のバックアップの下、士幌産の小麦や牛肉などを使った「士幌を牛っと!ナンだカレー!?」を200食用意し、1品500円で提供した。
会場では他校に比べて少人数ながら、肉を焼く作業や食材の盛り付け、売り子などそれぞれが役割を分担して効率良く商品をPR。中には5人の頑張る様子に握手を求めてくるお年寄りの姿もあり、多くの来場者から好評だったという。
班長を務めた島崎君は「しほろ牛とナンの組み合わせを町内に浸透させたい」と次なる目標を掲げ、指導に当たった中野泰弘教諭は「産学官連携で新たな食文化をプロデュースし、生徒考案の品を商品化させたい」と意欲を新たにしている。(小縣大輝)
◆高校生チャレンジグルメコンテストについて
・結果発表-高校生チャレンジグルメコンテスト公式ホームページ
・☆地元発信賞 北海道士幌高等学校 士幌を牛っと!ナンだカレー!?-高校生チャレンジグルメコンテスト公式ホームページ
・☆商品企画賞(コープさっぽろ) 北海道帯広南商業高等学校 南商天ぶた丼-高校生チャレンジグルメコンテスト公式ホームページ