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秋晴れに弾む歩み 新得でとかちロングトレイル

秋晴れの下を歩く参加者(20日午前9時40分頃、新得町上佐幌の林道で。金野和彦撮影)

 【新得】とかちロングトレイルクラシックが20日午前8時半、十勝アドベンチャークラブでスタートを切った。21日午後まで、町内の自然や食などを楽しみながら約26キロを歩く。

 十勝ソーシャルファームツーリズム研究会(宮嶋望代表)と、とかちロングトレイル推進協議会(林克彦会長)の主催。管内を中心に13人が参加した。

 この日は秋晴れが広がり、スタート時点の気温は約15度と絶好のウオーキング日和。一行は屈足や上佐幌の農村風景を眺めながら歩き、最初の目的地友夢牧場では、搾りたての牛乳やアイスクリームを味わい、牧場内を見学した。

 初めて参加した音更の立石誠一さん(69)は「牧草地帯の景色が素晴らしかった」と笑顔。参加4回目という鹿追の中尾英二さん(64)は「毎回、近場にこんなコースがあったのかと発見がある。今日は天気が最高」と気持ちよさそう。

 宮下農場で収穫体験し、ゴールの共働学舎新得農場を目指した。21日は牛乳山に登り午後1時に終了予定。

 同イベントは昨年まで鹿追、上士幌、新得、清水の4町にまたがる約100キロのコースを4日間で歩く内容だったが、今年はより参加しやすいように日程・距離を短縮した。(丹羽恭太)

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