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ジャガイモの花が見頃

男爵やトヨシロなど色とりどりの花が咲くジャガイモ畑(30日正午すぎ、芽室町上美生の梶澤さんの畑で。金野和彦撮影)

 【芽室】町内の畑でジャガイモの花が見頃を迎えている。品種によって異なる白や紫色などの花が一面に広がり、十勝の夏の農村風景を彩っている。

 町上美生の梶澤幸治さん(42)の畑では、男爵、メークイン、トヨシロ、さやか、ホッカイコガネの5品種の種子バレイショを栽培しており、今年は計10・5ヘクタールをまき付けた。開花は20日ごろからと、例年より1週間ほど早かった。十勝総合振興局が発表した農作物生育状況(15日現在)でも、ジャガイモは例年より6日早いとされている。

 畑作4品の1つ、ジャガイモの花が咲き誇る風景は十勝の夏の風物詩。梶澤さんの畑の周辺では、背景に日高の山々がそびえ立つ絶好のロケーションもあり、「ピーク時には沿道に観光バスや車が停まり、景色を眺めたり、写真を撮ったりする姿も見られる」という。

 見頃は7月半ばまで。ジャガイモの収穫は8月中旬の男爵に始まり、9月中旬ごろまで続く。(植木康則)

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