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音更中の鳥海颯汰、中高生の部初V meiji杯道Jr.ゴルフ

男子中学・高校の部で初優勝を飾った鳥海颯汰

 ゴルフのmeiji cup北海道ジュニア大会(15日・北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース、北海道文化放送など主催)男子中学・高校の部で、鳥海颯汰(音更中2年)が2オーバーの74打で初優勝を飾った。昨年は中学生の部で準優勝と悔しさを味わったが、今年から設けられた中・高合同の部で躍進した。「高校生と同じ舞台で優勝することができ、自信につながる」と自身の成長に手応えを感じている。

 昨年は全道ジュニア輪厚大会(8月、北広島市・札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース)で優勝を果たすなど各大会で上位に入る活躍を演じた。今年1月にはプロを目指している高根隆佑(帯広国際CC)が留学中のオーストラリア・ゴールドコーストのゴルフスクールに20日間短期留学し、シーズン本番に向けたトレーニングを積んできた。

 道内の中・高生トップ選手が出場した今大会は、時折激しい雨に見舞われる悪天候の中での競技となった。それでも鳥海は「パーオンして2パットで決めること」を意識し、終始安定したプレーで戦い抜いた。

 前半のアウトコースでは、最終9ホール目のティーショットでOBをたたいたものの「ポジティブな気持ちを維持できた」と集中力を切らさなかった。5打目のピンに当たる好ショットから6打目のパットを確実に決めるなどトータル39打の3位で折り返した。

 後半のインコースでは2つのバーディーを決めるなど追撃。「(ロフト角)58度の(ウエッジ)クラブの調子が良く、アプローチが決まった。グリーンに乗せて確実に決める、拾いゴルフができた」と1アンダーの35打として逆転に成功、2位に4打差の74打で頂点に立った。

 冬場のトレーニングに加え、身長が昨年から約13センチ伸び、162センチとなるなど体も成長。これに伴いドライバーの平均飛距離も200ヤードから235ヤードに伸び、「自信を持ってプレーできるようになってきた」と力を込める。

 今後も毎週末のように大会が続くが、当面の目標は大会史上初となる全道ジュニア輪厚大会(8月10日)での3年連続の優勝だ。

 「両親や練習できる環境を提供してくれるゴルフ場関係者に感謝している。練習成果を大会で出し、3年生で全国上位に入れるよう、今季は各大会でタイトルを狙っていきたい」とさらなる活躍を目指している。(宮木宗久)

(2位以下関係分)
【男子】
▽中学・高校

(1)鳥海颯汰(音更中)74(39、35)
(4)片岡徳幸(帯柏葉高)80(41、39)
▽小学生
(1)宝泉研輝(札幌幌南)73(37、36)

【女子】
▽中学・高校

(1)柏原瑞季(東川中)73(37、36)
(26)今瀧あづさ(帯翔陽中)99(51、48)
▽小学生
(1)内田琴子(南幌)70(37、33)
(12)井馬ひなた(鈴蘭)158(83、75)


◆2014年度「meiji カップ 北海道ジュニアゴルフ大会」について
大会最終成績(PDF)-北海道文化放送(uhb)公式ホームページ

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