十勝からプロモデルを 7月オーディション
十勝からプロのモデルを-。十勝の地域情報誌「LIFE STYLE DOOR」を発行するL.S.D(帯広市、高砂博光社長)が7月、市内でモデルオーディションを開催する。合格者は同誌で活躍しながらプロを目指す。高砂社長(35)は「若い人たちの夢の実現を後押ししたい」と意気込む。
同誌は十勝の食や観光、ファッションなどの情報を紹介する隔月誌。全国的に有名なモデルやタレント、女優などを表紙や特集に起用し、十勝の情報を全国に発信することを目指している。これまでに、河北麻友子、菜々緒、南明奈などが登場している。
もともと「若い人の夢を応援したり、人を育てたりするような仕事をしたかった」という高砂社長。同誌の発行を通じて大手プロダクションとのつながりができたことから、モデルなどに憧れる若者の夢をサポートする今回のオーディションを企画した。選考はプロのモデルやタレントが行う予定。合格者は同誌でモデルをしたり、同社が開催を予定しているコレクション(ファッションショー)に出演したりしながら、最終的にはプロダクションに入ってプロの道を歩むことを目指す。
高砂社長は「十勝では華やかな世界に憧れながら、自分には無縁の遠い世界のことだと諦めている若い人が多い。プロのモデルやタレントを十勝から生み出すことが、夢を身近に感じてもらうきっかけになれば」と話す。モデルオーディションは同社の「ドリームプロジェクト」の第1弾。「将来的には芸能界以外の夢の実現も計画していきたい」という。
応募資格は一般モデルが16~26歳、キッズモデルが3~15歳の男女。プロフィルシート(履歴書など)に名前、生年月日、住所、電話番号、身長、体重、スリーサイズ、自己PRを記入し、全身かバストアップ(胸から上)の写真を添えて、同社にEメール(l.s.d@f1.octv.ne.jp)か郵送(〒080-2473 帯広市西23南3ノ21ノ1、コウキビル1階)で応募する。締め切りは7月上旬。1次選考(書類選考)通過者は、同月下旬に帯広市内のとかちプラザで開かれる2次選考に進む。問い合わせは同社(0155・58・3700)へ。(丹羽恭太)