兄弟犬が“お父さん”に ソフトバンクCM
携帯電話大手ソフトバンクモバイル(東京)のキャラクターで「お父さん犬」として有名な北海道犬のカイ(11)の息子海鬼(3)が、「海斗」の芸名で父の役を継いでいる。海鬼のきょうだいで、“本名”が海斗(3)の北海道犬は帯広にいる。市内でソフトバンクショップを経営する飼い主の飛岡抗さん(54)は「海斗と海鬼でソフトバンクのPRができれば」と話す。
カイはソフトバンクのキャラクターとして活躍。同社広報では「お父さん犬はカイ1頭ではなく、複数の犬が演じている。カイもまだテレビCMに出演している」とし、海鬼がお父さん犬役を演じているかは「非公表」だ。
ただ関係者によると、カイは最近は高齢もあって疲れやすくなっており、海鬼も4月ごろからCMなどに出演しているようだ。
海斗、海鬼は2010年7月生まれ。海斗は飛岡さんがもらい受け、海鬼は千葉県内の動物タレント事務所に引き取られた。
海斗はカイ、海鬼とそっくりの真っ白な北海道犬で、散歩中に通りすがりの歩行者から「お父さん犬だ」と声を掛けられることがたびたびある。
引き取った当初はソフトバンク帯広中央店(帯広市西8南1)のマスコットとして、来店者と触れ合うこともあったが、3歳の成犬になった今は、同店敷地内のケージの外側から見ることができる。
飛岡さんは「海斗にお芝居は無理だが、きょうだいでソフトバンクを盛り上げてほしい」と笑顔を見せている。(長田純一)
◆ソフトバンク「お父さん犬」の息子・海斗について
・「お父さん犬」の息子「海斗」君がお目見え-十勝毎日新聞電子版(2010/09/25)