長島、及川両選手の寄せ書き託す 池田
【池田】目指せ金メダル-。ソチ冬季五輪のスピードスケートに出場する長島圭一郎、及川佑両選手(ともに池田町出身)の父親に3日、町と2人の母校池田高校(田中俊一郎校長)から健闘を願う寄せ書きが贈られた。
寄せ書きはそれぞれ3枚で、1枚は利別、池田スケート少年団と及川選手の母校高島小学校の児童、他の2枚は池田高校のスケート部と在校生、教職員が日の丸に激励のメッセージを書き込んだ。
この日午前10時に役場で寄贈され、勝井勝丸町長と田中校長が長島選手の父親勝二さん(66)と及川選手の父親準(ひとし)さん(62)に手渡した。勝二さんは「少しでも良い成績を残してほしいが、全力を出し切れば何位でも構わない」、準さんも「一番よいパフォーマンスの滑りで本人が納得すればよい」と心境を語った。
勝井町長は、両選手の3度目の五輪出場に「これまでの経験を生かして最高の滑りをしてほしい」と述べ、田中校長も「生徒、同窓生、PTAが一つになって2人の活躍に期待している」と話した。
少年団の寄せ書きは、ソチを訪れる長島選手の母親正子さん(63)へ及川選手の分も含めて託し、池田高校の分は10日午後9時半から町田園ホールで行われるパブリック・ビューイング(町主催)の会場で掲げ、応援を盛り上げる。(平野明)