大氷雪像の解体始まる おびひろ氷まつり
おびひろ氷まつり(1月31日~2月2日)の閉幕に伴い、多くの来場者を楽しませた大氷雪像の解体作業が3日午前、会場の帯広市緑ケ丘公園で始まった。
陸自第4普通科連隊が約2週間かけて製作した滑り台(高さ約7メートル、全長約20メートル)と氷のレリーフは、午前8時半に解体をスタート。油圧ショベルのツメが大きな音を立てて振り下ろされると、雪と氷のブロックが一気に崩れ落ちた。
同隊員の木村文泰雪像製作本部班長は「今年は異例の雪不足とあって不安を抱えての製作になったが、3日間ともたくさんの子供たちに喜んでもらえて良かった」と振り返った。
人気漫画「銀の匙」のキャラクターをあしらった十勝毎日新聞社の大氷雪像も順次取り壊され、十勝を彩る冬のまつりは幕を閉じた。(小縣大輝)